迷惑メールがネットワーク上で飛び交っています。差出人が自分のメールアドレスという場合もあります。ただ、差出人の部分は、相手が勝手にメールソフト上などで書き換える事ができるものです。
実際に送られてきたメールの発信地は、ASAHIネットに到着したものの場合は、ヘッダという所に記載されています。具体的には、 X-IP という欄に記載されているIPアドレスが、メールを発信した場所、あるいはASAHIネットに送付する際に使われた踏み台となります。
メールのヘッダ情報を確認するには、Windows付属のOutlookExpressならば以下のようにします。
Macintoshに標準で添付する Mail の場合、以下の手順となります。
このIPアドレスが発信元と推定できます。日本国内の場合、友人や知人のパソコンがウィルスに感染したりして、あなたにメールを送付している場合が皆無とは思えません。
発信元の組織はwhoisサービスで特定できます。JPNIC([URL])の whoisというサービスで、そのIPアドレスが日本国内のものかどうかが検索できます。上記URLにアクセスし「■IPアドレス関連情報のWHOISによる検索(JPNIC提供)」の欄に、メモしていたIPアドレスを入力して日本国内の組織からのものか、海外からのものかを確認します。
もし迷惑メールの発信元が海外のIPアドレスで、知っている発信者名の相手でも「そのような所からはメールの発信は行わないと推測できる」場合には、次の方法でASAHIネットのスパムブロックサービスの設定を行います。
相手のIPアドレスが海外であり、例えば80.などで始まるような場合、80.だけを入力し、「含む(Contains)」の代わりに「から始まる(Starts with)」を選 択すると、より効果的にブロックができます。
同様に、先頭の桁数のうちいくつかが同じような発信元の場合、「から始まる(Starts with)」を利用すると効果的です。